NO25-座敷童子の女の子 |
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去年私は友達と旅行に行ってある旅館に泊まりました。その時に私は不思議な体験をしました聞いてください。 私たちはA県T市に旅行に行きました。そこは緑があふれるとても綺麗な所で私たちは暗くなるまで自然を満喫しました。暗くなったので私たちは宿に急ぎました。 そして七時半ごろ私たちは宿に着きました。部屋に案内されて、疲れていたので私たちはついうとうとと寝てしまいました。 私が寝て少ししたころ、誰かが私の耳元で、 「おきて、おきていっそに遊ぼうよ」 と言ってきたのです。 私は旅館に泊まっている人の子供が部屋に入ってきたのだろうと思いました。だけど、そこまで考えてふと思い出しました、ふすまが開いた音がしなかったと。ここのふすまは開けたときや閉めたときにバタンと大きな音が鳴るのです。 私はおかしいと思って横を恐る恐る除いてみると、着物を着て髪を頭の上で一つに縛った六歳ぐらいの女の子がいました。 そしてその子は私を見ると、「あそんで、あそんで」と言ってきました。 不思議と怖くありませんでした。 私がにっこりと微笑んで「いいよ、遊んであげる」と言うとその子もにっこり微笑んでどこからかお手玉を取り出してきました。 私たちはそれでいつまでも遊んでいました。しかし友達が起きて「なにやってるの?」と聞いてきたのでその子の居たほうを振り返り紹介をしようとしたのにその子は居ませんでした。 友達にさっきのことを話すと、夢でも見たんだよと言われました。 私は夢だなんて思いません。なぜなら私の手の中にはお手玉があったんですから。 そしてまた今年も私はその旅館に泊まりに行きます。今度はあの子がでやすいように一人で。 ここまで読んでくださってありがとうございます。 あの旅館から帰った後、私は前から好きだった人と付き合うことになりました。これもあの子のおかげかもしれません。 ---------さらにその続き------ 私と友達はまたあの旅館に泊まりました。今度は一人で行くといったのになぜ?と思っている人もいるかもしれませんね。なぜそんなことになたのかと言うと友達が前の私の話を見て、友達がずるいといい、またあの旅館の同じ部屋に友達と泊まることになったんです。 私たちは今度は明るいうちに旅館に行って部屋でゴロゴロしていました。何時間かたった後私はお風呂に以降と友達を誘ったのですが友達は座敷 童子に会うんだといって部屋から出ようとしませんでした。 私は仕方なく1人でお風呂に行きました。お風呂に入るとまだ外が少し明るいせいか誰もいませんでした。私がお風呂に入ってゆったりとしている時に、 「あのぅ」 と誰かに声をかけられました。 誰だろうと思って回りを見渡すと風呂の奥に女の人がぽっつんといました。 私が「何ですか?」と返事をかえすと女の人が、 「あの時は娘と遊んで下さって有難うございました」 と言ってきたのです。 誰だったかなと考えた後「、すいませんがどちら様でしょう」と聞こうとして女の人がいたところに目をやるとそこには誰もいませんでした。 風呂から上がったのかと思ったけど出れば分かるしと 考え込んでいると何処からかあの女の子の声が聞こえてきました。 「お姉ちゃん遊んでくれて有難う」と。 そのとき私は思いました。あの女の人はあの子のお母さんだったんだと。 その後友達にその話をすると私だけずるいとふてくされて寝てしまいました。 今回も不思議な体験をしましたけど前と同じくいい体験でした。今度こそ本当に1人で行きたいです。 今度もまた良い事があるのでしょうか? もしあるのなら子の話を呼んでくれた人が幸せになるといいです…… |
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投稿者 魔襤褸さん 性別: ? 年齢: ? 人種: ?
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