NO2-山陽道クラッシュ

僕は、S急便の路線ドライバーです。埼玉から北九州まで荷物を運ぶ仕事中に、事故ッちゃいました。

中央道 名神、中国道と、経由しながら山陽道に乗り280キロポスト当たり。赤穂IC付近で同じくS急便の仕事をしている別の会社の、 トラックに追いつきました。追い越すのはまずいような気がしたので、そのまま追走。

それから、7〜8キロ走ったでしょうか?

工事の為追い越し車線が規制されてい道に遭遇。近くには、白い乗用車とトラックと僕のトラックで時速100キロくらいで走っていました。上り坂を過ぎ、下り坂に差し掛かって200メートルくらい行った所で前の車が、突然急ブレーキを掛けました。

その前を走っている白い乗用車が、 ガードレールに接触してスピンでもしたんだと思い、僕も急ブレーキ!!!!!!

しかし前のトラックは、スリップしながらキャビンを中央線よりに車体を傾けながら滑ってきて、その距離は徐々に近づき……僕はかわそうとハンドルを操作!

しかし、追い越し車線は工事中だし、左はガードレール。その先は、崖でかわし様が無く、死を受け入れて、 衝撃を分散する為、キャビン全体で前のトラックの後部に 突っ込んでいきました。その刹那フロントガラスが割れ 視界は真っ白になり、時を同じくしてエアーバッグが開くのが、微かに見えました。

その後、衝撃音と共に自分の体が前のトラックの後部にめり込んでいくような感じがしましたが、そこまでの事は無く足をきっちり挟まれて身動きできない状態になっており、前のトラックの後部と、僕の顔面は、10センチくらいでした。 今のトラックは良く出来ていて、衝突した時、もちろん足は、挟まれるが運転席は、後部のベッドのほうへ引っ込むようになっていて、体は少し立ち上がり加減で衝撃を分散していました。

後で事故の原因を聞けば、旗振りのオヤジが工事中のダンプを走行車線に乗せるために、下り坂にも関わらず急に停止を命じた為止まりきれずに事故になったということでした。(只今裁判中) その後入院生活を送る羽目になったが、事故の瞬間の映像が焼き付いて少しアルツハイマーです。

投稿者 kentaulceさん 性別: 男 年齢: 38 人種: アルツハイマー系パラノイア人種

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制作著作/どっすこい丸