NO1- お尻のグレープフルーツ

私の知人から聞いた話です。

知人には肛門科で医師をやっている友人がいました。

肛門科ですから、もちろん患者はお尻を患った人ばかりです。痔ろうという、肛門周囲の皮膚に穴が開いて膿が出てしまう症状。裂肛という堅い便をしてしまい、肛門の皮膚の部分が裂けてしまったなどなどの、患者がきます。

そんな中、お尻にモノを入れて、とれなくなったという患者がよく来るそうです。

ある日きた人も、そんな患者の一人でした。

医師は、またホモの人が尻に何かいれて、取れなくなったのだなと思ったそうです。その気のある人達は何かとお尻にいれて、とれなくなってしまうことがたびたびあるのです。

医師が患者の尻を診察します。

お尻の部分が少し膨らんでいました。

なにか変です。異様さがあります。

ああ！　尻の穴がもっこりしている！

なにか、とんでもないものがお尻に入っている！

尻の中には、なんと、グレープフルーツが入っておりました。昔、ゴルフボールや電球をいれて取れなくなった患者もいたぐらいですが、流石に、医師も驚愕したそうです。

快楽をもとめる人の欲望とは恐ろしいものです。医師はしみじみそう感じたそうです。

まあ、なんだかんだと治療しまして、グレープフルーツを摘出することに成功しました。

グレープフルーツなんて、尻に入る訳がないと思う人がいるかもしれませんが、尻の筋肉はかなり広がるもので、やりようによっては入ってしまうそうです。まあ、ホモの方ですから、日頃からお尻の精進をしているせいもあるのでしょう。

疑っている方は、自分のお尻にグレープフルーツを入れて、ためしてくださいね。

取れなくなるかもしれませんが……。