ジョージクルーニー
ジョージクルーニーは下積み時代「リターン・オブ・キラートマト」に出演していました。この「リターン・オブ・キラートマト」とは言わずと知れたお馬鹿映画です。内容は、ただ、巨大化したトマトが転がってきて人を殺すというもの。オープニングのナレーションから解るのですが、ヒッチコック映画『鳥』で、何を考えてか、鳥をトマトに置き換えてみたものを想像してもらえれば解りやすいでしょう。もう、この発想からしてお馬鹿丸出しです! 途中から予算がないとか言い始めて監督がメガホンを投げだそうとします。そして、予算関係で、ペプシとやホンダなどのCMが物語の関係のないところで入ってきたりするのは面白いです。他のギャグは寒いけどね。
さて、この映画でクルーニーちゃんは、主人公の親友でピザ屋の店員という役で出演しています。この頃、クルーニーの年齢は20代後半でしたが、彼の役は高校生。年齢に少々無理があります。おまけに、その姿が、ダサダサ。これじゃ売れなくって苦労しただろうな〜という若きし姿を拝むことができます。ERでいかした先生役がウソのようです。人間磨けば光るということですかな。
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