NO24-猿の惑星

 
猿の惑星

1968年 アメリカ
製作:アーサー P ジェイコブス
監督:フランクリン・
J.シャフナー
脚本:マイケル ウィルソン
ロッド サーリング
出演:チャールトン・ヘストン
キム・ハンター
ロディ マクドウォール
モーリス エヴァンス他

猿の惑星
ある惑星に不時着した宇宙飛行士のテーラーは、猿が人間を支配するという衝撃的な光景を目撃する。その星は、猿が支配者の惑星だったのだ。やがてテーラーは猿に捕らわれてしまい必死の逃亡を続ける。そしてその果てに見たものとは・・・。

>あまりにも、その衝撃的なラストが有名な作品です。波の音が絶望感を漂わせ、物悲しいラストは、心に残ります。重いテーマを扱いながら、エンターテインメントと成立しているところは、流石は映画史に残る傑作でしょう。 映画好きなら1度はみておきたい映画です。次はどんなことが?とワクワク感を味わえますよ。

今まで3流と馬鹿にされ続けていたSF映画だったのですが、この「猿の惑星」があったからこそ、現在までの地位を確保できたといっても過言じゃありません。ある意味、分岐点となった作品です。でも、パッケージに、ラストをもってくるのはやめてほしかった……。


PLANET OF THE APES/猿の惑星
2029年。宇宙ステーションからポッド・クルーザーに乗り込み偵察任務を遂行するレオは、時空間を貫くワームホールにのみこまれ、二つの太陽が輝く奇妙な惑星に不時着する。この惑星には、進化した猿たちが人間を奴隷として扱い支配するという冷酷な社会が存在した…

>古き名作をオマージュするべきでないと公言していた、ティム・バートン監督が挑んだ「猿の惑星」のリメイク版です。リメイク版「猿の惑星」はバートン監督が、真面目に取り組んだため、窮屈な出来上がりとなっている。ラストも衝撃があるものの、やはり、前作を越えるものでない。明瞭に述べれば、つまらない。バートン監督らしさがなく、残念な出来となっています。

バートン監督には、原作なんかおかまいなしで、趣味丸出しの作品をつくってもらった方が、より面白い作品をつくってくれるということがスリーピー・ホロウの映画化で実証済みである。猿の惑星もそうした方向性でやってほしかったのですが、色々と周りの注文が厳しかったのでしょうね。名作ゆえに……。

ちなみに「猿の惑星」の続編は、バートン監督と上層部がケンカして作らないらしいです。金の亡者みたいに言われて、バートン監督は怒っているもよう。後日、「神に誓って言うけど、続編をやるくらいなら窓 から飛び降りたほうがマシだよ」と、「猿の惑星2」を監督する意志がまったくない ことコメントが発表されてました。

PLANET OF THE APES
猿の惑星

2000年 アメリカ
監督:ティム・バートン
脚本:ウィリアム ブロイルスJr.
ローレンス コナー
マーク・ローゼンタール
出演:マーク・ウォールバーグ
ティム・ロス
ヘレナ・ボナム・カーター他

猿の大陸

2001年 アメリカ
監督:キャサリン・ミラー
出演:ピーター・マッコーリー
レイチェル・ブレイクリー他

猿の大陸
「猿の惑星」をモチーフにしたSFアドベンチャー。異様な植物が生い茂る大陸にたどり着いた5人の冒険家たち。そんな彼らを巨大な爬虫類が襲い、そして無数の矢がどこからともなく飛んでくる。それはこの大陸の支配者である猿が放ったものだった…。

>近所のレンタル屋で見つからないので、まだ鑑賞しておりません。紹介文の「猿の惑星をモチーフにしたSFアドベンチャー」って身も蓋もないないですね。パッケージのできがバートン監督版猿の惑星にそっくりなのがナイス!

 



 

トップ 戻る 次へ

 


制作著作/どっすこい丸