NO31-レッド・オクトーバーを追え!

 
レッド・オクトーバー
を追え!

1990年 アメリカ
監督:ジョン・マクティアナン
脚本:ラリー・ファーガソン
ドナルド・O・スチュワート
出演:ショーン・コネリー
アレック・ボールドウィン
スコット・グレン
サム・ニール
ジェームズ・アール・ジョーンズ他

レッド・オクトーバーを追え!
ソ連の原子力潜水艦が艦長ラミレスの指示で予定外の進路をとる。CIAのライアンは米戦艦に乗り込み、その目的を推理するが…。冷戦時代の真っ只中を舞台に、ソ連とアメリカの両潜水艦における指揮官やクルーたちの葛藤や駆け引きが圧倒的な緊迫感で描き込まれ、ヒューマンな感動を呼ぶ潜水艦サスペンス。

>トムクランシーの大ベストセラーを映画化したもの。物語の面白さは受けあい。問題だったのは、その物語の複雑さをどう映像化するかであった。しかし、その点はわかりやすいよう上手に表現されていますね。ただ、原作の長編を映像化したため、やはり説明不足な個所も多々あり。

おきまりの潜水艦の攻防戦、魚雷の回避行動などなど、胸をわくわくさせるような演出がいいです。心理描写から、そしてクライマックスまで、見ごたえありますね。エンターテイメントとして1級の仕上がりとなっています。

このあと、この「ジャック・ライアンシリーズ」は主演をハリソン・フォードにして、「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」とかに続くのですが、私的にイマイチです。


ピンク・ノーベンバーを追え
邦題から分かるように「レッド・オクトーバーを追え!」のパロディです。写真は洋題のもの、 題名はGoing Under となっています。

オリジナルとは関係ない、アメリカン・ギャグ満載の映画となっております。アメリカ映画が理解できないと取り残される点がネック。

物語の内容は……

金に目のない意地汚い軍の大将が、大統領の命令で開発中だったステルス潜水艦の完成を迫られたため、裏取引をしていた武器商人の下、ツギハギだらけの潜水艦を完成させる。しかしそんな艦とっとと沈めてしまいたい彼は、でき損ないのクルーを集め無理難題をふっかけるのだ! その一方、潜水艦を海水浴場に乗り上げるという事件を起こしたため、艦長に抜擢されたバナーは選び抜かれた見事なクルーと共に危機また危機を解決してゆく。

といった感じで進みます。

かなりギャクのテンポと歯切れの悪さが鼻につきます。コテコテギャクものだから仕方がないのでしょうけど……

まあ、そんなアメリカギャクが好きな方が以外は見ない方が無難です。

ピンク・ノーベンバー
を追え

1990年 アメリカ
監督:マーク・W・トラヴィス
脚本:ダリル・ザルビガ
出演:ビル・プルマン
ウェンディ・スカール
ネッド・ビーティ 他
 


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制作著作/どっすこい丸