ホワイトアウト
日本最大の新潟県奥遠和ダム。職員の富樫と同僚の吉岡は遭難者の救出中ホワイトアウト(吹雪で発生するガスと雪による白い闇)にあい、吉岡は命を落とす。2ヶ月後吉岡の婚約者、千晶がダムを訪れた日、ダムがテロリストに占拠されてしまった。彼らはダム爆破をたてに50億円を要求。ダムが決壊すれば下流の20万世帯が飲み込まれてしまう。悪天候で警察も手が出せないなか、富樫は人質となった千晶、同僚と下流の住民を守るためたった一人で犯人グループに闘いを挑む!
>120万部突破した真保裕一の同名ベストセラー小説の完全映画化です。小説は大変おもしろく、良質の娯楽作としてでき上がってました。そして、肝心の映画の方というと……
なんですか、これ?? 原作者の真保裕一が脚本をかいているのですが、まず物語は矛盾だらけ。つっこみまくりの2時間! 10億円をかけたというヘリコプターの爆発シーンも、10億でこの程度?と首をかしげずにいられません。この程度の爆発ならハリウッド映画にごろごろあります。邦画って、この程度なのねと思い知らさせる出来です。(日本人で技術のある人はハリウッドへいってしまうせいでしょうか? ハリウッド映画界第一線で活躍する人の中に日本人の名前があるし) 全体的に、つっこみまくりで楽しめる映画となっております。
ともかく、織田裕二さんは寒い中、腰痛と戦いつつ、よくがんばったよ!
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