NO34-ロード・オブ・ザ・リング

 
ロード・オブ・ザ・リング

2001年 アメリカ
原作:J.R.R.トールキン
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン
フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボーエンズ
出演:イライジャ・ウッド
ヴィゴ・モーテンセン
リブ・タイラー
イアン・マッケラン
ケイト・ブランシェット
クリストファー・リー
イアン・ホルム
ショーン・アスティン
オーランド・ブルーム 他

ロード・オブ・ザ・リング
太古の昔、まだ自然や人間や魔物や妖精たちが混在していた始まりの時代。小さなホビット族のビルボは、指輪を甥のフロドに譲り、最後の冒険に旅立った。フロドはこの指輪が全宇宙を滅ぼすほどの魔力を持つ呪われた指輪であることを知り、仲間たちとその指輪を遥かかなたにある火山の亀裂に指輪を投げ捨てるために幾多の危険を乗り越えて旅をする…。

>J.R.R.トールキン原作のファンタジー大作『指輪物語』完全映画化。ロールプレイング・ゲームの原点とも言われ、大ヒットゲームの「ファイナル・ファンタジー」や「ドラゴン・クエスト」にも影響を与えたといわれている作品です。

よくまあ、ここまで作りこんだものだというのが、最初の印象。900組み以上の甲冑、20000個以上家庭日用品、ゴブリンやオークの特殊メーク用の耳や足などなどを作るだけでも、相当な作業であったろう。そして、それを着て、演技するのも、どんな苦労だったのやら。

さて、肝心のストーリーの方は、全体的にのったりのったり進みます。仲間を集めていく部分であり、物語の「起」の部分であるので仕方がありませんが、人によってはあきてしまう部分でしょう。あきさせないようサプライズセンス(演出)があるのですが、矢継ぎ早にいくので、ついていけない人も多いかも。冒頭の、冥王サウロンの一撃によって数十人がふっとぶシーンなどいいのですよぉ!

後半は、ギリギリ感が徐々にでてきます。仲間の裏切りや仲間の死がでてきて、これから、というところで終わりです(笑)

それにしても、必見すべきは、そのロケ地となったニュージーランドの風景。地球にまだ、こんな大自然がある場所があるのか?と感嘆させてくれる、美しい自然風景です。

なんだかんだと楽しめる作品で、続きが気になる作品でした。それと、アニメ版の「ロード・オブ・ザ・リング」もあります。内容はへぼへぼでした。


ソード・オブ・ザ・ファンタジー
王宮で起こった騒動に巻き込まれ、村を襲われた少女レーニャ。親族や友人を失った彼女は山賊に助けられ、彼らの仲間となって復讐の旅に出る。

>勇者の血を受け継ぐ少女が繰り広げるファンタスティック・アドベンチャーです。こてこてな物語ですね。見てみましたが、かなりの駄作。

ストーリー、衣装ともども最悪。剣などは奇麗につくられているのですが、リアリティがなし。レプリカって感じまるだし。これじゃ、斬り合っていても怪我しそうにない。

また、ストーリーが最低です。島を沈めるほどの魔力をもつ敵側の魔女をひとさしで退治。そして、母親を殺してしまった兵たちの城主を、倒さないで物語が終ってしまいます。そんな物語の展開はないじゃないの? 

見るだけ時間の無駄です。ロード・オブ・ザ・リングを見たあとだと、一流と五流の差をまざまざと見せつけられる作品でした。

ソード・オブ・ザ・ファンタジー

2000年 ドイツ
監督:マイケル・ローヴィッツ
出演:アニヤ・クナウナー
スザンネ・ポルマン

ロード・トゥ・ザ・ナイト

1995年イギリス・フランス・カナダ合作
原作:ウォルター・スコット
監督:ラルフ・トーマス
脚本:フランク・アンカルナカオ
出演:ステイシー・キーチ
マーゴット・キダー
ニック・マンキューゾ 他

ロード・トゥ・ザ・ナイト
ノルマン騎士団による圧制が続いていた、11世紀イギリス。サクソン人の少年アイヴァンホーは、囚われの身となった仲間を救出するため、ノルマンの将軍デ・バルジェに決闘を申し込む。だが、騎士の称号を持たないアイヴァンホーは、中世の法のもとに決闘を許されず、反対に追われる身となってしまう。さらにデ・バルジェの陰謀で父セドリックと、恋人ロウィーナを人質に取られたアイヴァンホーは、無謀にも彼らの奪還を決意。謎の黒騎士から、戦いの術と伝説の剣を譲り受けると、サクソン人の群衆を率い、デ・バルジェが待つ、恐るべき城へと向かう…。

>原作ウォルター・スコットの歴史小説「アイヴァンホー」を映画化したもの この小説を元に、米アカデミー賞3部門ノミネートされた『黒騎士』やタイトルがそのまま同じ『アイヴァンホー』といくつかの映画が作られている。

イギリスではアイヴァンホー伝説を元に、TVシリーズ「ファンタジークエスト」が作られたり、騎士アイバンホーの鎧をイメージして、万年筆が作られたりしている。

言わば、有名な作品であり、イギリスでアイヴァンホー伝説と知られているものを、映像化したのがこの本作。

原作は12世紀のイングランドを舞台にした歴史小説で、実在の人物と架空の人物が入り乱れて登場する華麗なロマンス小説である。

しかし、アイヴァンホー伝説は日本では知名度がイマイチのため、タイトルをロード・オブ・ザ・リングにして売ってみましたという感じ。

内容の方は、イギリス、フランス、カナダの3カ国の合作のためか、1000人近くのエキストラを使ったりと、意外にお金がかかっている。

そのため、リアリティがあり、まあまあな作品と仕上がっている。

 


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制作著作/どっすこい丸