007/トゥモロー・ネバー・ダイ
中国海域に誤侵入した英国艇の乗員が、中国軍により全員射殺された。このトップニュースとともに、ボンドに緊急司令が下る。世界最大の中国空軍と英国海軍による、第3次大戦勃発の危機を阻止せよ。突如沸き起こった緊張状態の影に、世界のメディア王の存在が浮かびあがった。タイムリミットは48時間。世界を賭けた、決死の闘いが始まる･･･。

＞ファーストシーンからアクションとテンポの巧みさは、このシリーズならでは。非現実的な設定に、ご都合主義な展開も、このシリーズならでは。そんな相変わらずの作品であるが、007シリーズのなかでも、なかなかの出来となっている。

今回の見どころは、 ボンドカーによるチェイス。ハイテクを駆使して作られたＢＭＷがたまらない。リモコンで走り、ロケットを放つ。このギミックのよさが面白い。この車、ほしいですよ。

悪役の設定が陳腐すぎるとか、毎度のことですが、細かいこと気にすぜに、娯楽作と楽しみましょう。

トゥモロー・ネバー・デッド　0007は殺しの暗号
かつて、低俗番組を放映させてアメリカ国民を堕落させるのが使命だったソ連のスパイ。彼は、核ミサイルをハリウッドに落とす特殊なプログラムを開発し、アメリカを脅す。ＣＩＡが交渉をはじめるが、スパイがマフィアに殺され、プログラムの解除ができなった。そこで立ち上がったのは、ＴＶ好きの青年だった…

＞国際的マインドコントロールの罠！！　メディアに隠された暗号は解読できるのか？　タイムリミットは刻々と迫る！　DNA探知ヘッドギア等を駆使しロサンゼルスを大陸間弾道ミサイルから守れ！ 　0007の「０」がひとつ多いぞ（爆）！ 　訳が分かりません（笑）　国際的マインドコントロールの罠って、いったい なんでしょう？　DNA探知ヘッドギアって？　なんで大陸間弾道ミサイルが ロサンゼルスに!?　パッケージも007風に、スカした男が……。かなり見事に ニセ『トゥモロー・ネバー・ダイ』（笑）。

（投稿者-三咲さんのコメント）

＞本家００７の二代目ジェームズ・ボンドをしていたジョージ・レーゼンビーが出演しているという、その筋には有名な作品。パッケージも面白いのですが、パッケージ画像を部屋の中で紛失。ごめなさい。原題は『FOX HUNT（狐狩り）』というタイトルがついてます。

（まねっこ映画館支配人-ゆう）

0061 北京より愛をこめて!?
中国、北京。国民の宝“恐竜の頭の化石"が謎の鉄仮面の男に盗まれた。この特殊事態に人民警察司令官は一計を案じて、今は田舎町の肉屋に落ちぶれている元スパイのチャイを呼び出す。実は司令官こそかの鉄仮面その人で、このプランの目的は事態の調査に動く“南"の情報部のスパイ活動の撹乱にあった。包丁使いだけは達者だが、実のところただのズッコケ野郎の彼は昔の同僚、今はイカれた発明家ダ・マンサイらに見送られ、目的地で長官の密命を受けた女スパイ、カムに会う。とりあえずスパイ活動らしきことを始めた二人であったが…。

＞「００７」シリーズのコメディ作品。香港一の人気スターである、チャウ・シンチーが監督・主演をしている。

チャウ・シンチーの名前は知らずとも少林寺サッカーに出ていたあの人だと言えば「ああ！　あの人か！」と思い浮かべるはず。チャウ・シンチーは、９０年代、日本では全然、名前が知られてなかったけど、香港では人気抜群でジャッキー・チェンより稼いでいたんです。

まず、お馴染の００７オープニングのパロディで笑わせてくれます。そして、出てくる出てくるスパイ道具が面白い。光を当てることによって点灯する懐中電灯（懐中電灯は暗い所で使うものなに〜）、靴型ドライヤー、3000人を殺せるというマグナム3000などなど、お馬鹿センスがひかりものばかり。

下らない、下らない。だけど、笑える。そんな作品。

008皇帝ミッション
中国、明国。皇帝陛下直属の警護官、零零發は発明狂がこうじて解雇されたが、町の産婦人科医として妻カーリンと仲睦まじく暮らしていた。そんな折り。隣の金国の妖術師・無想皇帝が、学会と称して明国の医師を集め、皆殺しにする計略を練る。自分も医者だからとカーリンと連れ立って出向いた先で行われたのは“天外飛仙"の解剖。だがその正体は一足早く捕まってしまった明皇帝だった。

＞おとぼけスパイ008（ゼロゼロパー）に与えられたミションとは？　キテレツ、ハチャメチャ、 摩訶不思議。スチャラカ兵器が宙を舞う。ゼロゼロパーってのが、頭が悪そうで素敵です（笑）。紹介文を読む限り、 とてもこんな奴に皇帝暗殺阻止はできなさそうな気がするんだが……（笑）。 キテレツ、ハチャメチャはまあともかく、摩訶不思議って、西遊記かよ！　それに いったいどんなおかしな秘密兵器なんだよ、スチャラカ兵器って！　是非とも 一度観てみたい作品ですな……。

（投稿者-三咲さんのコメント）

＞上記の「００６１」に続くスパイ・コメディ映画の第２弾。時代設定は明朝時代となっているが、 皇帝が宇宙人の解剖を見物に出かけたりと、そんなギャクのオンパレードな作品。サービス精神丸だしなおバカ作品と言ったところでしょうか？

楽屋オチ的なギャクが多く、前作に比べると少々ものたりなさも感じちゃうのが残念。ちょっとと頭たりないが純真可憐な妻カーリンと0061でも出ていたロー・ガーインのファチャンおじさんがいい味だします。

（まねっこ映画館支配人-ゆう）